忙しい給食・配膳現場をパンで改善!? いますぐできる業務効率化の秘訣

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全国的に深刻化する「人手不足」の問題。病院や福祉・介護施設、学校・幼稚園給食などの現場でも、日々たくさんの業務に追われているという方が多いのではないでしょうか?
解決策として従業員の増員を検討されている企業・法人様は少なくありませんが、まず考えたいのは、業務の効率化・スリム化です。

そこで今回おすすめしたいのが「個包装パン」。なぜ個包装パンで業務の効率化ができるのか。そして、実際にどのように取り入れられているのか。病院や学校・幼稚園給食現場のみなさまの課題解決に取り組んできた、オリエンタルベーカリーの上坂が解説します。おすすめの個包装パンも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

人手不足で疲弊する現場。新たな雇用は悪循環のリスクも

疲弊する現場イメージ

少子高齢化などの影響で、日本の企業の多くが「人手不足」の問題に直面しています。特に2020年からは、新型コロナウイルスの感染拡大による影響も。消毒などの業務が増えたほか、外国人労働者が帰国してしまったことで、さらに労働力が不足している現場が多くあり、病院や福祉・介護施設、学校や幼稚園などの給食現場も例外ではありません。
ひと口に人手不足と言ってもその影響は小さくなく、需要を捌ききれなくなれば機会損失にもつながります。また、従業員一人あたりの業務量が増えることで、下記のような課題も。

  • 割高な残業代や深夜手当の発生
  • 疲労の蓄積による事故リスクの増大
  • 常に多忙を極めることでのストレスの増加、さらなる戦力の離脱
  • 新しい人員に対する教育の負担・不足、定着率の低迷

人手不足が課題となる職場では人員の拡充に頭がいきがちですが、実はここに大きな落とし穴が。問題は人を増やせないことではなく、業務がスムーズに回っていないことだという事実です。 人員を拡充せずとも、業務を効率化あるいはスリム化することで現場はスムーズに動いていく可能性があります。そのカギとして今注目されているのが「個包装パン」です。

個包装ロールパン
※掲載写真は2021年11月現在のものです。

多忙を極める病院や施設の給食・配膳でパンの導入が増えていますが、中でも一つ一つ袋に包まれた「個包装パン」を利用する現場が増えています。

これまでも、個包装パンは高いレベルでの衛生管理が求められる現場で重宝されてきていましたが、昨今は感染症拡大防止のためや業務効率化のためにも注目が集まっているのです。

個包装パンで業務効率化ができる3つの理由

では、なぜ個包装パンによって業務の効率化を図ることができるのでしょうか? その理由を3つのポイントに分けて、オリエンタルベーカリーの上坂が解説します!

【理由①】準備の手間が少なく、そのまま出せる!

上坂
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1つ目の理由は、個包装パンなら準備に手間がかからないということです。主食をごはんにする場合には、炊く手間や茶碗によそう手間がかかります。一方、個包装パンであれば調理や計量の手間がなく、そのまま出すことができるのです。 また、常温でおいしく乾燥にも強い個包装パンは、どのタイミングで準備をしてもOK。時間の制約や配慮すべき項目をかなり減らすことがでます。

【理由②】誰でも衛生的に扱える!

上坂
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個包装パンは、パンを食べる方が開封するその時まで袋に包まれていますから、調理や配膳の際に生じる衛生面でのリスクを大幅に減らすことができます。また納品された箱からトレーの上に移し替えるだけで主食の準備も完了。人手不足でメンバーの入れ替わりも激しく、業務経験や衛生面の知識が積めないまま現場に出なければいけないメンバーがいる場合であっても、安心して衛生的に取り扱うことができます。 調理場だけでなく配膳中の衛生管理の徹底も求められる時代ですが、個包装パンの導入によりあらゆる利用者様に安心して食事を召し上がっていただくことができるでしょう。

【理由③】食器も汚れず、後片付け楽ちん!

上坂
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ごはんを主食にする場合、食事後のお茶碗や、炊飯窯の洗浄などにも時間がかかります。場合によっては浸け置きをしてから洗うなど、現場の負担となることも。 その点、個包装パンであればあまり食器は汚れませんし、紙ナプキンなどを添えて出すなど、主食の分の食器を使わずに済ませる工夫もできます。もちろん調理器具の洗浄も発生しませんので、片付けに関する業務も大きく削減することができます!

提供者と食べる方々、両方のニーズに応える

上坂
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いかがでしたか? 個包装パンを取り入れることで、これまでの食事の準備、衛生管理、後片付けに要していた時間がグッと短縮されるのではないでしょうか。これにより、スタッフの方の出勤時間の制約を減らしたり、他の業務に時間を割いたりすることもできます。食事を提供する方だけでなく、食べる方々も衛生面をますます重要視するようになった昨今、個包装パンは両者のニーズにとてもマッチしているのです。

オリエンタルベーカリーの人気の個包装パン5つ

上坂
上坂

最後に、実際に病院や福祉施設、幼稚園や学校などでご使用いただいている人気の個包装パンをご紹介します! これ以外にも、全部で200品以上展開していますので、個包装パンをご検討の際にはぜひお問い合わせください。

【個包装パン①】耳までやわらかな食パン

クセが少なく、どんな食事にもよく合うのが食パン。そのままはもちろん、ジャムやマーガリン、副菜と一緒に楽しむこともできる使い勝手のいいパンです。 オリエンタルベーカリーの個包装食パンは湯種製法という作り方がされており、食感はしっとりもっちりで耳まで柔らか。トーストせずとも充分おいしく、小さなお子様からお年寄りまで食べやすいアイテムです。

病院や施設のパンは栄養面など機能性が重視されるので、味への配慮が少ないイメージを持たれがちですが、オリエンタルベーカリーの食パンは喫茶店やホテルでも採用されているものですので、そのおいしさはお墨付きです。

【個包装パン②】卵不使用のロールパン

卵を使わずに焼き上げたロールパンは、卵アレルギーの方に配慮が必要な場でも大活躍。幼稚園向けには、さらにアレルギーに配慮した卵・乳不使用のロールパンもあります。

原材料や生地を変えないまま見た目・形や食感に変化をつけているラインナップもあり、病院などで導入いただければ、長引く入院生活などで退屈をしていらっしゃる患者様に食事時間の楽しみを増やしていただけます。

【個包装パン③】しっかりおいしい無塩パン

塩分摂取を控えなくてはならない方向けには、無塩のパンをご用意しています。「無塩の食品はおいしくない…」というイメージを持たれがちですが、オリエンタルベーカリーの無塩パンはお客様からも好評です。独自の製法で味を引き締め、甘みもしっかり感じていただけるよう仕上げました。ラインナップは食パンやロールパンなど、複数ご用意しています。

【個包装パン④】お子様に大人気! 北海道みるくパン

ミルクの香りが芳醇な北海道みるくパンは、とくに小さなお子様たちから大人気!ミルククリームが何層にも折り重なっており、ほんのり甘い味わいに思わずかぶりつきたくなってしまいます。含まれる水分量が多いため、食感はしっとりやわらか。お年寄りにも食べやすいアイテムです。

【個包装パン⑤】季節感を感じられる菓子パン

季節の菓子パンシリーズを使えば、食事に季節感を容易に取り入れることができます。オリエンタルベーカリーの季節のあんぱん、ジャムパン、うずまきパンは四季に合わせて3〜4ヶ月ごとにフレーバーが変わります。例えば、春には桜風味のあんぱん、夏には日向夏が加わった爽やかなあんぱんなどを展開し、旬の味を楽しめるようにしています。


病院や介護施設などはどうしても毎日の変化が少ない場所。季節を感じることで、毎日の食事の時間を一層楽しんでいただくことができるでしょう。

おわりに

おすすめ個包装パンの写真

いかがでしたでしょうか。衛生面やおいしさはもちろん、業務の効率化にもぴったりな「個包装パン」。人手不足などでお困りの方は、ぜひ導入をご検討ください。商品や仕入れに関するお問い合わせもお待ちしております!

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※掲載情報は、2021年11月現在のものです。